各地の支援団体

鹿児島県

NPO団体 鹿児島ボランティアバンク  [第3回採択]

取組事例の主な分野:その他の支援

社会的弱者と言われる人たちへの傾聴を行い、支援につなげていく

ひとり親世帯の子供たち(主に母子家庭)に対する支援としては、夏休み・冬休みの学習会や親子参加のイベント・自然体験等を行っている。障害者に対する支援としては、守られるだけではなく自らも社会に貢献したいという障害者を中心に社会貢献活動(植花・清掃等)を行っている。これらの活動を通じて地域の中で社会的弱者を守り、孤立を防ぎ、仲間を増やすことを目指している。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 当法人は、これまで主に母子家庭に対する支援を行ってきたが、非正規雇用の割合の多い母子家庭の子供の貧困率は高い。また、昨年までの事業の中で経済的な困難以外の課題等を抱えている家庭も多いことがわかった。このような課題を解決するためには子供の貧困率を下げ、生活における課題等を一緒になって考え、解決に導くことが重要と考える。そこで、今年度は、昨年に引き続き、子供がいながら親が職についていない生活困窮世帯やひとり親世帯を対象として、親(就業支援)・子(学習・体験支援)両面の包括的・継続的な支援を実施する他、生活相談等の業務を新たに加え、事業を実施することで負の連鎖の根本的な解決につなげようと考えている。事業実施にあたってはNPO等のスキルを集約し、それぞれのスキルを生かし実施していく。
成果報告
  • ・パソコンや経理事務等の就業支援、学校の勉強等の学習支援、専門員を配置した生活相談等を実施する、就学一体支援サロンの開催(就業支援・学習支援:100回、生活相談11回、イベント6回、生活困窮世帯の親子など37世帯)
    ・連携団体と情報共有を行う実行委員会の設置(5回、各8名)

親子体験イベント(竹そうめん流し)の様子です。 本物の竹を使ったそうめん流しにみんな大喜びでした。