各地の支援団体

鹿児島県

NPO法人 鹿児島ボランティアバンク [第1回採択]

取組事例の主な分野:学びの支援

明るい家庭環境で育ってほしい。困窮家庭を「親子同時」に支援

生活・経済・学習、さまざまな面で充実した楽しい子供時代を過ごすことは、子供だけの力では困難です。貧困家庭の家庭環境改善を目指して「就・学一体支援サロン」を開催。生活困窮家庭および、ひとり親家庭の親子に、「親の就業」と「子供の学習」を同時に、継続的に支援しています。
さまざまなスキルを持ったNPOなどと協働し、体験活動など、単独では成しえなかった支援を実現。子供たちの笑顔を増やし、守ります。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 生活困窮世帯へのニーズ聞き取り調査:鹿児島市内の、子供のいる生活困窮世帯・ひとり親家庭など100世帯を対象に「どのような就労・学習支援を望んでいるか」(内容・場所・日程など)を調査する。
  • 就・学一体支援サロン:生活困窮世帯、ひとり親家庭の親子を対象に、親子一緒に同じ場所、時間に就労・学習支援を行う。お互いのがんばりを身近に感じることで、モチベーションを上げること、親子の絆を深めることを目指す。他団体と連携し、就業支援のためのパソコン基礎講座や、子供たちが自然の中で学ぶ体験活動などを予定(週2回)。
成果報告
  • 生活困窮世帯等に対するニーズ聞き取り調査:学習支援や親への就労支援について、必要性の高い支援の内容や希望の実施場所、日時等を調査(105世帯)。
  • 生活困窮世帯等の子供への学習支援及び親の就労支援:周辺のNPOと協働し、元教員で構成する学習支援団体による学習支援や、職業訓練校での指導経験を有する講師による就業支援講座を実施(67回・34世帯)
  • 生活困窮世帯等の親子への体験活動:生活困窮世帯等の親子を対象に、海釣り体験などのイベントを実施(4回・76名)

子供たちへの学習支援。同じ部屋で、親がパソコンを学ぶ支援が行われ、子供たちは、親の様子をちらちら伺う様子も見られます。