熊本県
一般社団法人 スタディライフ熊本 [第3回採択]
取組事例の主な分野:児童養護施設等の退所者等や里親・特別養子縁組に関する支援
児童養護施設や里親から巣立つ若者の「初めの一歩」を支えたい!
自己の充実・啓発や生活向上のため、それぞれに適した手段・方法で生涯を通じて学習し、日々の生活を豊かにし、知恵のあふれる生活になるために事業を展開しています。自立支援シェアハウスIPPOでは、「家庭環境に左右されず、全ての子供たちが『当たり前』に受けるべき支援を提供する」ことをモットーに、児童養護施設退所者や里親から自立する若者に最初の1年間「住」と「食」を提供することで自立に向けたサポートを行っています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 自立支援シェアハウスIPPOでの住居と食事の提供を通じて以下のサポートを行う。
①生活支援:施設退所者に理解がある管理人が一緒に暮らすことで、就学・就労に関する相談や、食生活・家事・体調不良時のお世話など、日常的なサポートを提供。
②自立支援:入居者に合わせて自立に必要な教育を提供。
③経済支援:家賃を安価にすることで入居者の経済的負担を軽減。
対象は児童養護施設退所者や里親を巣立つ若者、もしくはそれに類似する環境で育った若者で、親を頼ることのできない18歳~23歳。入居期間は原則1年だが、入居者の状況やニーズに応じて延長も可。
成果報告
- ・シェアハウスの入居者に食事提供等の生活支援を実施(平日の夕食、入居者5名)
・シェアハウスの入居者にお金の管理や家事、社会人マナー等を教える自立支援教育を実施(180回、入居者5名)
・児童養護施設等の訪問活動(129回、週2回)
シェアハウスは定員3名。住み込み管理人と共同生活をする中で、自立に向け家事や金銭管理などの練習をしていきます。