各地の支援団体

長崎県

バスターミナル学習室  [第3回採択]

取組事例の主な分野:学びの支援

「子供の貧困の連鎖を防ぐのは、教育である」という理念

 教育環境が整い難い子供たち(経済的理由及びひとり親家庭、教育に関心がない保護者等)の中で、「学力下位の子供」に対し、学校の授業を補習し、基礎学力を定着させる時間と場を提供しています。県営バスと連携し、バスターミナルを活動の拠点とすることで、学習室に来る子供たちの移動の安全確保を図り、保護者が安心して送り出せるような環境づくりにも取り組んでいます。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 子供たちが学び残しをなくし、日々の学校の授業を生き生きと受け、さらには、将来に夢を描き、志をもって努力する姿勢を身に付けることで「貧困の連鎖」を防ぐことを目的として、以下の事業を実施。
    <教科書を中心とした予習・復習>
     〇学校で教わる次時の学習内容の予習
     〇学校で教わった学習内容の復習
    (テストやドリル、プリント等の誤った個所の定着)
    <その他>
     〇将来の夢を実現するための学習を考え、身に付けるための教育相談
     〇大人や社会とつながる喜びを味わうための活動
     〇講師等を招いて子供や保護者を対象とした講演
     〇ボランティアの研修
成果報告
  • ・子供たちの学び残しをなくし基礎学力の定着を図ることを目的に、学習支援を実施(116日、1,029名)
    ・座禅体験、科学体験、食育教室等の体験イベントの開催(11回、252名)
    ・保護者等を対象とした教育に関する講演会の開催(2回、44名)

学校の授業の予習・復習を通して、退職された先生方や先生を目指す大学生の皆さんが、理解できるまで「とことん」教えてくれます。