各地の支援団体

宮城県

NPO法人 キッズドア [第3回採択]※団体所在地は東京都

取組事例の主な分野:学びの支援

すべての子供たちが夢や希望を持てる社会の実現を目指す

生活困窮世帯、ひとり親世帯、児童養護施設の子供など、様々な状況から高校や大学への進学を諦める子供がたくさんいます。貧困の連鎖を断ち切り、すべての子供が夢と希望を持てるように、生活困窮世帯や被災地の子供たちへ向けた無料の学習支援や体験活動を行っています。その他にも、地方を支える人材を育成するためのリーダー育成事業や、アドボカシー活動、「こども宅食」なども実施しています。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 経済的困窮等の生活課題を抱えている仙台市及び近郊の高校生世代(中退者・不登校者含む)を対象に、彼らの抱える問題や悩み(成績不振、留年、中退、不登校、家庭不和、将来への不安、情報不足等)に寄り添い、自立を目指すことを目的に、以下の事業を実施する。
  • 【ガチゼミ】毎週日曜日開催
    中退予防、進学支援、就職支援を行う。主に、定期テスト対策、進路相談、大学受験対策、面接や小論文対策等。
  • 【Sりびんぐ】平日3日程度開催
    学校帰りに気軽に立ち寄り、悩み相談や自主勉強ができる居場所。軽食の提供も行う。
  • 【キャリアトークイベント】月1回
    様々なバックグラウンドを持つ大人をゲストに呼び、これまでの経験談や取り巻く社会について話してもらうことで、将来を考えるきっかけを作る。
  • 【ボランティア研修】9月頃
    東京と仙台の登録ボランティアを対象に合同研修会を実施し、交流と学びから学習会の活性化を目指す。
成果報告
  • ・高校中退予防及び進学支援ガチゼミの開催:ボランティアによる個別指導、集団授業及び進学・就職などの進路選択で悩みを抱える高校生への相談サポート等も実施(38回、375名)
    ・Sりびんぐの開催:勉強のわからないところや日常生活や進路に関する悩み相談が気軽にできる居場所の提供(129回、2,445名)
    ・子どもたちの社会課題への興味・関心の喚起、地域の大人との関わりを増やすためのキャリアトークイベントの開催(9回、128名)
    ・スタッフやボランティアが持つ専門性や経験を共有するためのボランティア研修の開催(2回、20名)

ガチゼミでは、高校生とボランティアが、共に将来のことを考え、悩み、夢や目標に向かって伴走して行きます。