各地の支援団体

岡山県

NPO法人 あかね  [第3回採択]

取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援

親にも、子供にも、安心できる居場所やつながりが必要

当団体は、不登校や引きこもりの子供や若者、そしてその家族に対して居場所づくりを中心としたサポート事業を行っています。居場所事業以外には、居場所に来ることが様々な理由で困難な子供や若者、親御さんに向けてご自宅などへの訪問支援事業、不登校や特性などにより学びに困難のある子たちへ向けICT教材を活用した学習サポート事業、昼夜逆転などで昼間の居場所に来にくい若者たちへの夜の居場所事業などを行っております。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 当法人が活動をしている地域では、シングルマザーのご家庭、困窮家庭、発達障害の子を持つ家庭、引きこもりの子を持つご家庭も少なくない。
    そのようなご家庭では、多くの場合母親が家庭の精神的な支柱になっており、母親へ大きな負担がかかってしまっている。そして母親が消耗すると、それがまた子供との関係においても大きな影響を与えてしまい悪循環に陥ってしまうことも少なくない。
    そのため、親子で訪れ、食事を取りながら親御さんの相談と横のつながりの促進を行う「おやこ食堂(おはな食堂)」というコンセプトで食堂を実施する。また、食堂の手伝いには不登校の子やその親御さんなども多く関わり、親子の交流を促進している。
成果報告
  • ・「おやこ食堂」の実施(11回、延べ人数231名)
    ・自由に過ごせる居場所の提供(平日開催、延べ人数2500名)
    ・生活困窮など困難を抱える親子を対象とした訪問支援の実施:(36回、延べ人数72名)

第1回の「おやこ食堂(おはな食堂)」の準備風景です。 普段不登校で学校に行っていない子や、その親御さんも大活躍でした。