和歌山県
一般社団法人 はしっ子えがおサポート [第4回採択]
取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
居場所の提供を通じて、子供の自信を支え、夢や希望を応援します。
家庭が多様化し、様々な事情で子供の貧困の連鎖が懸念されます。子供に関わりたくても関われない親がいます。「宿題で困っても頼れる人がいない」「家では落ち着いて勉強できない」「学校に行けてないけど勉強したい」と不安や孤立を感じ自信を失っている子供がいます。当団体は、そんな子供たちが安心・安全に集える居場所をつくり、学習支援や体験の場、異学年・異世代交流の場を提供し、子供たちの自信を支え、夢や希望を応援します。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 地域の子育て力アップを目的に以下の事業を実施する。
・学習支援活動
目的:教員OBや地域ボランティアの協力を得て、少人数の個別指導で基礎学力の定着、学習への意欲、自信をつける。
・体験・地域交流活動
目的:多世代交流の機会を設け、他者への信頼や社会性を育む。
内容:年間を通じて行う野菜の栽培、収穫、調理体験。季節に応じた「昔なつかしぽれぽれ縁日」、「まちとつながれハローウィン」などの行事、つるし柿やしめ縄づくりなどの体験を通じ、地域の方々と交流。
・子供食堂とフードパントリー
目的:食を通して心安らぐ居場所をつくる。子供食堂は子供や保護者の情報交換、交流、相談の場に。また、今年度はコロナ禍のなか、市福祉部と協働し、「ひとり親を応援するキャンペーン」など3回のフードパントリーを実施。
フードパントリーの1コマ。 ご近所の農家さんからたくさんの野菜をいただきました。そして、新たに知り合いが増え、交流が生まれました。