各地の支援団体

奈良県

NPO法人青少年の自立を支える奈良の会  [第5回採択]

取組事例の主な分野:児童養護施設等の退所者等や里親・特別養子縁組に関する支援

家庭の崩壊や虐待をなかったことにせず前に進める居場所と出番を

虐待・貧困などを理由に家族と暮らす権利を剥奪されてきた15歳からおおむね20歳までの子供の居所提供、就労・就学・生活支援など自立援助ホーム事業を行っています(男子ホーム「あらんの家」女子ホーム「ミモザの家」(定員各6名))。退居したあとも、機動的な伴走型支援と安心できる居場所を確保するようアフターケアを行っています。子供の意見を聴くことで子供の最善の利益を尊重し、社会参加の「出番」をつくっていきます。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 新型コロナの影響による貧困の悪循環を食い止めるため、退居した子供たちからのSOSを待つのではなく、専任スタッフを雇って定期的訪問、食料品の提供、誕生日会の開催、行政窓口同行、関係機関との連携などアウトリーチ型支援を強化する。
    1.アウトリーチ事業(定期訪問・食料着替え提供・誕生日会・行政窓口同行、関係機関連携・引っ越し支援))
    2.ステップハウス・シェアハウス提供事業(退居者のシェルター機能、安価な住居の提供)
    4.おかえり事業(退居者の実家としての機能強化)

「居場所」と「出番」この2つを通して、子供たちが社会の一員=自分自身を「価値ある大切な存在」だと思えることを大切にしていきます。