奈良県
NPO法人 せいじゅん たすけあい こども食堂 [第4回採択]
取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
共食と食育、そして様々な学びを通じて、子供たちの生きる力を育む
人と人とのつながりが希薄になってきた今日、生きづらさを感じている子供と家族らを対象に、共食や遊び、農園での野菜作りや飯ごう炊さん、野外体験など様々な体験、更には学習支援やロボット・プログラミング教室など、多様な学びの機会を提供し、子供たちの生きる力を育む活動をしています。またおさがり服や食品・食材、文具などの学用品などの無料提供や子育て相談を行い、助け合い、互いに暖かい絆で結ばれる地域、社会を目指しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 基本コンセプトに「共食と食育、そして様々な学びを通じて、子供たちの生きる力を育む」を目的に、以下の事業を実施する。
●子供の居場所づくり事業:年30回(月2~3回)
目的:共食の機会、室内外での遊び場、多世代交流イベントに加えて、子供メインでの調理体験(飯ごう炊さん)、こども食堂農園での野菜栽培、栄養バランス、フードロス、季節の食べ物や食分野を学ぶミニ勉強会などの食育活動、アスレチック、キャンプなどの野外活動を通じ、子供たちに居場所を提供すると共に、「今と未来を自身で築く力(生きる力)を育む」機会を提供する。
●学習支援事業(小中学生向け):月3回
目的:不登校、ひきこもり、友人関係に支障がある等の社会的孤立や、学習習慣、基礎学力がない等学習に課題を抱えている子供たちを対象に、「学ぶことの楽しさ」を体感できる場を提供する。
●育児放棄、虐待防止の相談・支援・啓蒙活動:常時
目的:精神的に孤立する家族への心のケア、サポートを行う。
みんなで一緒に食事をする「共食」と、食べ物を大事にする感謝の心、栄養バランス、マナー、食文化を学ぶ「食育」に力をいれています。