兵庫県
NPO法人 女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ [第3回採択]
取組事例の主な分野:学びの支援
「母子家庭の子供たちが、学びや体験をとおして生きる力を育む居場所を作る
困難を抱える女性やシングルマザーと子供の居場所「WACCA(わっか)」の運営を行っています。ひとり親家庭の子供たちを対象にした無料の学習塾「WACCA塾」や、シングルマザーと子供たちの集う場「シングルマザーカフェ」を運営しています。またDV被害者支援や、DV防止のためのデートDV授業なども行っています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 母子家庭の子供たちの生き抜く力を育む居場所事業 貧困の連鎖・固定化を断ち切るために、子供たち自身が生活を切り開く力を獲得することを目的として、以下の活動を行う。
- WACCA塾の運営:小学4年生から中学生のひとり親家庭の子供たちに、マンツーマンの学習支援の場を通して高等教育や資格取得の機会をつくる。登録35名程度。 (毎週火水金17:00~20:30)
- 子供の体験活動:ひとり親家庭の親子を対象として、夏休みにお泊り合宿を実施する。親子15組まで。
- 食育支援:食べることを通して自立することを学び、体験する。
- 防災支援:母子家庭の防災について学び、体験する。
- 子供の相談:ひとり親家庭の子供自身の相談にのる。
成果報告
- ・WACCA塾の運営(127回、延べ1948名)
・子供の体験活動:夏休みのお泊り合宿や季節の行事等を実施(7回、延べ137名)
・食育支援:食事と健康に関する勉強会及び自分でできる食事作り体験を提供(4回、延べ75名)
・子供の相談:学校や進路のことなど子供たちの悩み相談に乗るほか、性のことやデートDVについて専門家を招いてセミナーを実施(2回、延べ23名)
受験前のWACCA塾風景。マンツーマンで勉強を見たり、時には相談にのってもらう事もある。2018年度は9名全員が高校合格!