兵庫県
神戸市職員有志(神戸みらい学習室) [第5回採択]
取組事例の主な分野:学びの支援
「すべての子供に、等しく教育の機会を。」~質の高い無償学習支援の提供
「すべての子供に、等しく教育の機会を。」をコンセプトに、神戸市職員等が職務外活動として経済的な事情等を抱えた中学生に無償学習支援を行うとともに、「夢ゼミ」では大学生講師が留学経験や大学生活、勉強する意味などを伝えています。市職員の職務経験や人脈を活かした運営が強みであり、コロナ禍に導入したオンライン学習支援は神戸市施策に反映されました。現在、不登校児へのオンライン学習支援の拡大、東京大学先端研と連携して発達障害児の個別教育支援プログラムの構築に取り組んでいます。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 1.「神戸みらい学習室」(無償学習支援事業)
神戸市職員が大学生や社会人とともに、経済的な事情等を抱えた中学生、不登校や発達障害の中学生に対し、「やり抜く力」や「他人への思いやり」等を身に付けてもらうために、無償学習支援サービスを提供(オンライン学習支援も実施)する。
2.「夢ゼミ」事業
月に1回、中学生に対し、「夢ゼミ」として大学生や大学院生の講師、外部の社会人が大学生活や将来の夢、勉強する意味などを伝え、中学生が自分の将来について考えてもらう機会を提供する。
3.神戸市学習支援協議会運営事業
当団体が呼び掛けて神戸市内の学習支援6団体と設立した協議会を主催し、情報交換会や地域における学習支援等に係る共同研修会を開催する。
子供の支援に関わりたい、教員になりたい、ボランティア活動を行いたいという志の高い大学生等や社会人が講師を務めています。