大阪府
NPO法人 西淀川子どもセンター [第1回採択]
取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
自分自身を大切に「納得できる人生」を送れるように。地域で子供を支える
「しんどい」時、「子供本人が駆け込める場」を、地域に根付かせる支援をしています。子供の生きづらさの背景にある、ひとり親や貧困家庭の孤立などの問題に対して、子供自身が自分のことを気軽に話せる「場」と「人」を子供の近くに増やし、虐待予防や、支援につなげます。
学びなおしや自分のつかみなおしのプロセスを一緒に喜びあう関係や、その場面を増やすことを目指し、地域に根差した支援活動に取り組みます。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- スタッフ養成:現場担当コーディネーターとボランティアを養成。
- 「いっしょにご飯!食べナイト?」夜間サテライト事業:孤食になりがちな西淀川区内の子供6~7名、ボランティア約5名を毎回調整し、継続開催。17~20時まで一緒に過ごし、自宅に送る。事前登録・保護者面談実施。子供200円、ボランティア300円の参加費(月5回)。
- 個別支援:夜間サテライト登録の子供を対象に、学習・生活支援・同伴(外出、自転車練習など)・往訪(各家庭訪問、面談、行事参加など)。
- 夏休み勉強会:宿題やアート活動を一緒に楽しむ。各回6名以内、7回程度。
- 子ども講座:子ども講師が話し大人が聞く講座や、子供向けに動物看護士・セラピストによる講座、理科実験など、3回実施。
成果報告
- スタッフ及びボランティアの養成(25回・270名)
- 「いっしょにご飯!食べナイト?」夜間サテライト事業:買い出し、調理、食事、宿題等包括的支援を提供(30回・156名)。
- 個別支援:「夏休みわくわく勉強会」を含む学習支援や文化スポーツ体験、登校支援等の生活支援、家庭訪問等を実施(73回・203名)。
夜間サテライト事業「いっしょにご飯!食べナイト?」は、孤食になりがちな子供たちとボランティアが集まり、一緒に食事をつくり、一緒に食べます。