取組事例の主な分野:児童またはその保護者の就労の支援
一人ひとりの若者が自分の将来に希望を持てる社会をつくる
不登校経験や経済的困難、発達障害など、様々なしんどさを抱えて生きる高校生が集まっている通信・定時制高校生を対象に、「人とのつながり」をつくり、「いきるシゴト」をつくる事業をしています。
通信・定時制高校で人とのつながりをつくる授業プログラム「クレッシェンド」や、定時制高校の中にあるカフェ「いごこちかふぇ」、高校卒業後の進路をサポートする「ライブエンジン」を実施しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 定時制高校に通う高校生が、高校卒業後に働き始め、働き続けられるようになることを目的とする。定時制高校では家庭の経済的事情から卒業後働くことを目指す生徒が多いが、企業とのマッチングがうまくいかず途中退職するケースや、高校時代のバイトをそのまま惰性で続けてしまうケースもある。また、進学も就職もしないまま卒業する定時制高校の生徒は15%(全日制高校は5%)であり、自分の進路に前向きになれない高校生も存在する。将来この地域の担い手となる若手人材を地元企業と共に育成することを目指し、以下の事業を実施する。
- 授業「クレッシェンド」の実施による社会関係資本の構築
- 高校と連携して高校の中に就労相談室を設置する就労相談事業
- 受け入れ企業の開拓及び両者のマッチング
- 仕事体験ツアーやスキルアップ講座の実施
成果報告
- 授業「クレッシェンド」の実施(16回・447名)。
- 対象定時制高校3校における就労相談の実施(144回・73名)。
- 高卒人材の受入が可能な企業開拓(企業訪問40回、人事担当者説明会1回)。
- 仕事体験ツアーやインターン、スキルアップ講座のトライアル実施(18回・54名)。
定時制高校と連携して週1回高校の中に進路相談室を開催。生徒の進路相談に乗っています。