大阪府
取組事例の主な分野:児童またはその保護者の就労の支援
従来の放課後等デイサービスなどの福祉サービスに加え、大阪市より「学習支援事業(生活困窮制度)」の委託を受け、さまざまな状況に置かれているこどもや世帯の支援をおこなっている。
従来の制度では補いきれない課題に対しては、『ないものは創る!』という理念のもと、ケア付きこども食堂や音楽教室の開催、音楽祭・文化祭やキャンプなど文化的体験の機会を創出。加えてフリースクールの開校など社会資源作りにも力を入れている。
不登校などにより学習意欲や進学意欲が低下しているこども、経済的な困窮状態にあり習い事などの体験活動が不足しているこどもなど「将来的に困窮状態となる恐れのあるこども」を対象に、以下の仕事体験講座を実施する。
1.自己理解と職業理解
2.実習のためのマナー講座
3.仕事体験【実習】
4.振り返り
5.仕事調べとマネー講座
この講座の目的は、こどもたちの「就労意欲の醸成」を図ることである。当講座を受講することで、こどもたちは自分の可能性やさまざまな職種を知り、加えて実際の職場を体験することで「働くことと学ぶこと」の大切さを実感することができる。
また、保護者やこどもの貧困問題・こども支援に興味のある大人たちを交えた「事業報告会および特別講演会」をおこない、こどもと社会をつなぐ架け橋となるような事業を展開する。
令和5年3月にライブハウスで開催された音楽祭です!
音楽教室やこども食堂のこどもたちを中心に、素敵な演奏を見せてくれました!