大阪府
(一社)ヒューマンワークアソシエーション [第5回採択]
取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
生活困窮者に対して、就労や学習の機会平等を実現させる。
守口市、大阪市では経済的に困難な世帯への支援、「生活困窮者自立支援事業」 「生活保護受給者就労支援促進事業」を受託し、世帯の自立を促す活動を展開しています。その中で、直接見えづらい子供の貧困にも着眼し、守口市5か所で子ども食堂、ひきこもりの居場所や不登校・ひきこもりを心配する家族の会を運営しています。他にも、茨木市では公共事業として生きづらさを抱える若者の居場所事業を実施しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- コロナショックにより経済が停滞している昨今、団地内の子育て世帯の課題が多く、複合化している。
本事業は子育て世帯に起こっている課題
①困窮世帯の減収による貧困の加速。
②休み明けの不登校率の上昇、それに伴う親の負担増。
③外国にルーツのある世帯は各種制度利用に言語の壁があり、申請に至らない。
という3点を認識する。
①について、「子ども食堂」「フードドライブ事業」「親向けの就労支援」を実施し、セーフティーネットの機能を果たしつつ、経済的自立に向けたエンパワメントのアプローチを図る。
②について、「不登校児の居場所・学習支援」を実施。具体的には釣りや、プログラミングなどから始めて学習意欲の向上から図っていく。
③について、「外国にルーツのある世帯の相談援助」を実施し、本来利用できる制度を利用できるように支援する。
弊団体が茨木市で有している地縁を活かして実施していく。
子供たちと一緒に作ったカレーをたべています。保護者さんとも信頼関係があるので世帯介入も実施します。