各地の支援団体

京都府

NPO法人 山科醍醐こどものひろば [第1回採択]

取組事例の主な分野:その他の支援

困難を抱えていても、すべての子供が「心豊か」に育つことができるように

「すべての子供に、よりよい子供時代を経験してほしい。」貧困ゆえに困難を抱える子供の現状を多くの大人が知り、寄り添うことで、「子供たちが安心して日常を過ごせる地域」づくりを目指します。担い手の育成により、手が届いていない学区にも支援を広げていきます。
学校や他地域、他団体、これから子供支援に関わろうとする団体に事業の成果を共有し、全国各地に子供と真剣に向き合う大人を増やします。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 生活支援(食事・学習・居場所):山科・醍醐地域にある4拠点での食事・学習支援・居場所提供。また、食事支援への食材提供。
  • 学校連携:学習支援、放課後の居場所づくり、遊びの支援。
  • サポーター育成:教員・民生児童員・自治会などを中心に子供の貧困対策に興味のある方への研修会を実施。また、これから支援を行う予定の団体へのコンサルティング(3ヵ所で計10回)。
  • 調査:大学生・大学院生などと連携し、参加型アクションリサーチ(CBPR)フィールドワーク型の研究として子供の困難を調査。
成果報告
  • 学習支援や食事提供を行う拠点型居場所事業(61回・357名)
  • 学校連携型居場所事業:学校と連携し、学習支援、放課後の居場所支援、遊びの提供を実施(53回・1,182名)
  • 連携先となる他団体等のサポーター育成講座及びコンサル:子供支援のノウハウに係る研修の実施による支援者育成、活動開始希望団体へのコンサルティング(19回・106名)
  • 地区内の小学校に対する量的調査:23小学校区のうち21校の児童に対する調査及び分析(1,109名)

一緒に食事をしたり、一緒に苦手科目を勉強したり、そんな日々の繰り返しが、感謝の気持ちとなってあらわれました。