取組事例の主な分野:学びの支援
子供・青年の安心できる社会参加を支援し、社会的包摂の達成を目指します
発達特性や家庭環境の困難さゆえに社会での生活につまずいてしまった子供や青年たちがいます。彼らがそれぞれの状態に応じて、一緒に遊び、学習し、畑や野菜加工、お菓子作りの作業など、安心して様々な活動ができる「成長できる居場所」を作っています。彼らが、そこでの活動やコミュニケーションを通じて、自己認知や自己受容を進め、社会へと踏み出す勇気が持てるように支援していきます。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 子供たちの貧困による意欲、学力、体力、コミュニケーション能力等の低下を防ぐこと及び貧困の連鎖を断ち切ることを目的としている。家庭の事情によって学習塾や習い事、クラブ活動への参加が難しい子供たちに、学習や体験の場を用意し、大人への信頼や将来への希望、意欲を回復する機会を提供したい。
〇学習室の開催
目的:遅れがちになっている学習を補完し、自信や登校意欲を高めていく。
〇自然・文化・福祉体験教室の開催
目的:体験不足は、様々な子供たちの能力に影響を及ぼす。また、ネットやゲームへの依存をより強めがちになる。そんな子供たちに実体験の楽しさや喜びを知ってもらう。
〇キャンプの企画
目的:宿泊を伴う活動を通じて、交流を深めながら生活に必要なスキルを獲得していく。
成果報告
- ・小中高生を対象とした学習室の開催(219回、368名)
・自然体験活動、文化体験活動の提供(16回、54名)
・宿泊研修の開催:キャンプやお泊り会を実施し、生活に必要なスキルを習得(3回、15名)
様々な機会の提供により子供たちの意欲、学力、体力、コミュニケーションの能力を育みます。