各地の支援団体

愛知県

愛知夜間中学を語る会  [第7回採択]

取組事例の主な分野:学びの支援

国籍・年齢を問わず、学び直しを希望するすべての方々に学び直しとともに居場所支援を行っています。小さな気づきと隙間の支援で地域共生社会構築を目指します。

義務教育未修了者や十分に教育を受けることができなかった日本人また日本語が不自由で読み書きに苦労している外国人など、国籍や年齢を問わず、学び直しを希望する人々への学習支援と居場所支援に取り組んでいる自主夜間中学である。教室では、各自の学びに合わせ、学習者が自己肯定感を保てるよう、支援者が寄り添いながら一緒に学ぶ姿勢を大切にしている。同時に、地域での見守りができるよう、社会福祉協議会とも協力連携しながら関係機関との情報共有を図っている。

こどもの未来応援基金の
支援による活動紹介

①学習者の急増で、通常の教室活動とは別に独自企画が展開できるよう「第2一歩教室」を開設した。
②「第2一歩教室」では、一歩教室に学習者として参加していたネパールとフィリピンの高校生たちに「英語教室」の企画運営を任せ、学習者から支援者への成長を促す機会とした。高校生たちの取り組みを一歩教室の支援者が「コラボ」という形で応援し、協働して地域における学びのニーズに応えていこうというものである。すでに、ベトナム、台湾、ネパールの親子が参加し、大変好評である。
③通常の教室活動をベースにして、地域の若者たちを地域とともに育てることの重要性を発信すべく、地元自治体との連携企画を11月ごろに実施できるよう準備中。

学校での授業についていけずに困っている外国人の子どもへの学習支援の様子
一人一人に寄り添って・・・