愛知県
NPO法人 こどもサポートネットあいち [第3回採択]
取組事例の主な分野:児童養護施設等の退所者等や里親・特別養子縁組に関する支援
社会的養護等施設退所者への居場所・自立・生活・就労相談事業
どのような境遇にある親子であっても決して孤立することなく、子育てを楽しめるような地域社会の構築を目指すために2008年にNPO法人を立ち上げています。参加した子供たちに普段の生活では得られない豊かな経験をもたらしています。当法人の設立趣意書において、「子どもの権利条約」の精神を受け入れ、子供独自の世界を尊重するという基本理念のもと、今日まで継続して子供たちの支援に取り組んでいます。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 居場所事業:社会的養護施設等退所者と、社会的養護等施設へ就職を希望する学生・若手職員を対象に、専門性をつける機会を提供するため、自立のための専門講座と食事づくり、懇談会を月1回実施しています。
- 食事づくり:社会的養護の当事者が自立し、職場に定着できるように、施設退所者及び中高生を対象に、年間20回実施しています。
- イベント:6月に社会的養護等当事者団体との共催で、給付型奨学金の説明会を、11月には施設退所者を支援するイベントを実施します。
成果報告
・居場所づくりや自立支援としての「食事づくり」の実施(昼食づくり19回、夕食づくり12回)
・子育てに悩む家族の相談支援を実施(月に約20回、1,122名)
社会的養護施設退所者及び中高生を対象として、自立のための食事づくりをする様子。