各地の支援団体

愛知県

一般社団法人あうずっと  [第3回採択]

取組事例の主な分野:学びの支援

もっと楽しく、もっと寄り添える子供の居場所づくり

近年、貧困や家庭環境などを理由に、学習機会だけでなく、学びの基礎となる好奇心や自己肯定感を育む体験機会の差が広がっています。私たちは、広がる教育格差の縮小に向けて、「遊び」を軸とした低年齢期からの子供の社会参画・居場所づくりに取り組んでいます。「とにかく楽しい」をテーマに、子供食堂、遊び感覚フードバンク、野外活動など、地域の中で安心してチャレンジできる場づくりと多様な体験活動の機会を届けています。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 農業体験・交流支援事業:ひとり親家庭など孤立しがちな小学生を対象に、市内の農業体験農園と連携し、土に触れ、食べ物をつくる1年間の野菜づくりを通じて、体験・交流・相談などの伴走支援を実施(講習会:月2〜3回)
  • 子供の居場所支援事業:収穫野菜を使った「青空こども食堂」など自然の中で味わう「食」を通じて、たくさんの大人に触れ、子供の好奇心や「食を営む力」を育むイベントを実施(年3〜5回)。
  • 子供食堂の基盤強化事業:子供食堂と農業をつなぎ食材協賛の普及を図る。体験農園内でのフードドライブを実施し、旬の獲れたて野菜を地域の子供食堂へ分配(通年)。
成果報告
  • ・子供自身が食を営む力を育むとともに、地域の人々をつなぐ多様な交流の機会を届ける「親子農園」の開催:ひとり親家庭など困難を抱える子供たちを対象(22回、579名)
    ・地域の子供から高齢者まで多世代交流と居場所の提供を兼ねた子供食堂の開催(7回、226名)
    ・野菜の分配、レシピ提供、情報発信など子供食堂の基盤強化(「なごや中村こども食堂・こども応援ネットワーク」を設立):決起集会・定例会(4回)、活動報告書・レシピを配布(300名)

子供食堂でコドモスーパーを開催した時の様子です。子供が店員となって寄付された食品等を無償提供し多世代交流を楽しみました。