各地の支援団体

岐阜県

NPO法人 みんなで子育てドロップス  [第6回採択]

取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援

子育てに困った時、地域の人たちの協力で安心して子育てできる地域をつくる

子育て中の家庭が安心して暮らせるように、ファミリーサポート事業や託児事業、障害児の移動支援事業などを継続的に行っています。「田んぼと畑と台所を土台にした、子育てフードパントリー」は、コロナ禍の始まった2020年春からスタートし、3年目になります。困窮する子育て家庭への食料支援のみならず、季節の田舎料理の紹介や、畑を借りて子供たちと野菜作りをするなど、田舎ならではのフードパントリーの形ができつつあります。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • (1)田んぼと畑と台所を土台にした、子育てフードパントリー:
    目的:困窮する子育て家庭への食料支援。
    対象:子育て中の、シングル家庭・生活困窮家庭・社会的孤立家庭。
    ・地元の農家や企業からいただいたフードロス食品を、LINE等で申し込みのあった家庭に月1回配布する。また、対象家庭の子供たちと農作業体験をする。

    (2)子供フードパントリー:
    目的と対象:困窮する子供たちへ食料や日用品の支援をする。
     ・駅トイレなどに生理用品とともに、「子供フードパントリー」の案内カードを置いておく。本人の意思で「子供用公式ライン」に登録してもらい、必要ならば専門アドバイザーにつなぎ連携支援する。

    (3)コロナで休校・休園等になった家庭に食糧支援:
    目的と対象:コロナで休校・休園等になり食糧支援を必要とする家庭に食糧支援を行う。
     ・対象の家庭に2~3日分程度の食料を配達する。

「このイチゴは商品にはならない。でも、少し手を加えればおいしくなる」とのこと。生産者の方からイチゴの説明を受けています。