岐阜県
取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援
子育て中の家庭が安心して暮らせるように、ファミリーサポート事業や託児事業、障害児の移動支援事業などを継続的に行っています。「田んぼと畑と台所を土台にした、子育てフードパントリー」は、コロナ禍の始まった2020年春からスタートし、3年目になります。困窮する子育て家庭への食料支援のみならず、季節の田舎料理の紹介や、畑を借りて子供たちと野菜作りをするなど、田舎ならではのフードパントリーの形ができつつあります。
(1)田んぼと畑と台所を土台にした、子育てフードパントリー:
目的:困窮する子育て家庭への食料支援。
対象:子育て中の、シングル家庭・生活困窮家庭・社会的孤立家庭。
・地元の農家や企業からいただいたフードロス食品を、LINE等で申し込みのあった家庭に月1回配布する。また、対象家庭の子供たちと農作業体験をする。
(2)子供フードパントリー:
目的と対象:困窮する子供たちへ食料や日用品の支援をする。
・駅トイレなどに生理用品とともに、「子供フードパントリー」の案内カードを置いておく。本人の意思で「子供用公式ライン」に登録してもらい、必要ならば専門アドバイザーにつなぎ連携支援する。
(3)コロナで休校・休園等になった家庭に食糧支援:
目的と対象:コロナで休校・休園等になり食糧支援を必要とする家庭に食糧支援を行う。
・対象の家庭に2~3日分程度の食料を配達する。
「このイチゴは商品にはならない。でも、少し手を加えればおいしくなる」とのこと。生産者の方からイチゴの説明を受けています。