取組事例の主な分野:児童またはその保護者の就労の支援
「すべての人をフレームイン」を合言葉に、若者の社会的自立支援
私たちNPO法人パノラマは、「すべての人々がフレームインできる社会を創る」をミッションに、既存の社会フレーム(枠組み)では収まりきれずに、社会的弱者となるリスクの高い子供や若者たちなど、全ての人々がパノラマ写真のようにフレーム・インし、活き活きと暮らせる社会を創るために活動しています。
校内居場所カフェ事業(神奈川県立田奈高等学校「ぴっかりカフェ」、神奈川県立大和東高等学校「BORDER CAFE」)をはじめ、有給職業体験プログラムバイターンなどを実施し、その活動を全国に広げるためのノウハウの提供や、人材育成を行っています
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 有給職業体験「バイターン」:在学中に多くの大人たちに支えられながらバイターン(アルバイト)を開始することで、中退や進路未決定を予防するとともに、職業教育を受けながら、バイターン先企業または他社への正社員雇用を目指す高校生向けの就労支援プログラム。学校側と協定書を結び、パノラマが企業と生徒双方のサポートをしながら事業を進める。
※本事業は無料職業紹介事業者である一般社団法人インクルージョンネットかながわとの共同事業。
成果報告
- 校内生徒相談:中退や進路未決定を予防するために地域企業とのマッチングを目的とした高校内相談(76回・63名)。
- 教員コンサルテーション:専門的な視点に立った生徒のアセスメントや制度の利用、保護者対応やケースカンファレンスの参加、個別ケースについての助言、バイターン事業の意義や趣旨の理解を深めるための講義等の啓発活動(70名)。
- 企業開拓:関心の高い企業等に呼びかけ(36回訪問・10社登録)。
- 高校開拓:理解ある管理職がいる2校を開拓。
- 有給職業体験バイターン(相談14回、同行18回)。
若者を応援したい企業・店舗と生徒との出会いから始まるバイターン。温かい大人に見守られ、ここから一歩が始まります。