取組事例の主な分野:学びの支援
「自分はかけがえのない存在だ。」と自己肯定感を持ち、生きる力をつける
「子供の話を丁寧に聞く」「可能性を引き出す」「一人ひとりの能力を生かし、気持ちやペースを尊重する」ことを大切に、子供への学習サポートをしています。活動をしている神奈川県愛甲郡愛川町は、移民が集住し、小中学校でも外国につながりのある子供の占める割合が高い地域です。その中には生活困窮世帯やひとり親家庭など、課題を抱える世帯もあります。
子供たちが安心できる学びと遊びの場をつくり、地域の中で支援教育のスキルを持つ人材を育成します。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 「土曜寺子屋」:外国につながりがある、経済的な理由で塾などに行けない、不登校や病気で学び直しを希望するなど、学校以外の学習サポートを必要とする小学3年~中学3年生を対象とした無料の学習支援教室。教員OB、教育関係者、社会人、大学生などが指導を担当し、指導員1人につき1~3名の個別指導(月2~3回)。
- 体験学習:アート・スポーツ・農業・調理実習・合唱などで子供たちの得意分野を引き出し、伸ばす(月1回)。
- 啓発活動:拡大研修会(年2回)、教材研究会(年3回)。
- 土曜寺子屋展覧会:授業や体験学習の成果発表。
成果報告
- 学習支援「土曜寺子屋」(456名)
- ワークショップ、体験授業:絵画制作やものづくり等を体験するワークショップの実施(138名)。
- 啓発活動:学習指導員のレベルアップを目的にした研修会の開催。(127名)
- 成果発表会(170名)
土曜寺子屋では、学習指導だけでなく、遊びにも真剣に取り組みます。指導員と子供たちの間では、あやとりがブームになっています。