取組事例の主な分野:学びの支援
子供からお年寄りまで、誰もが安心して過ごせる居場所をつくる
子供からお年寄りまで地域の多様な人が集い、あたたかい「斜めの関係」を育み、世代を超えた様々な活動が生まれる「多世代の居場所」プロジェクトを実施しています。居場所としての機能だけでなく、子供からお年寄りまでが一緒に学び未来を創る「多世代共創塾」、地域の方々がチャレンジできる「やってME-BYOラボ」、子供たちの学びの場「ゆがわらっこ大学」、多世代で食事をつくり食卓を囲む「居場食堂」を運営しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 地域の子供たちの学習支援事業:「ゆがわらっこ大学」
子供たちに豊かな学びの機会を提供する学習支援事業を実施。遊び、英会話、スポーツ、実験、アート、絵本など様々な教室を週に2〜3日開講している。子供から高齢者まで幅広い世代が集まる居場所の特徴を活かし、世代を超えた対話や交流の場を多く設け、自己肯定感・自己効力感、レジリエンスの向上を目指す。
- 地域の子供たちの学習支援モデルの構築事業
家庭環境に関わらず全ての子供に豊かな学びの機会を提供するため、湯河原町役場と連携し、一定の条件に該当する生活困窮世帯やひとり親家庭から申請があった場合には「多世代の居場所」の様々な活動について、支払いを免除する制度を導入し、各家庭に小中学校経由で手紙を配布して周知。子供たちが安心して無償で学べる学習支援モデルを確立することを目指す。
- 「中高生の自習タイム」
自主学習と対話、夕食を組み合わせた中高生の自習タイムを実施し、学習意欲の向上を図っている。
成果報告
- ・地域の子供たちの学習支援・居場所創出事業:
地域の子供たちの居場所を運営するとともに、多世代の参加者の交流を特徴として中高生自習タイム・青空教室・ピクニック・アート/工作・英会話・プログラミング等、豊富な種類の教室を開講(140回、1,902名)
- ・地域の子供たちの学習支援モデルの構築事業:
湯河原町と連携し、生活困窮世帯やひとり親家庭の児童が無償で学べる事業を実施(対象児童9名、159回利用)