取組事例の主な分野:その他の支援
生まれてきたことが嬉しくなると、未来が楽しくなる
子供たちに自らの命の力を伝え、自尊感情を高める性と生命に関する独自の健康教育「誕生学スクールプログラム」を全国の小中学校や高校からの依頼を受けて、ゲスト授業として届ける事業を行っています。また、子供たちのこころとカラダを守り、自己肯定感を高め、予期せぬ妊娠やデートDV、性被害等を防ぐために、専用授業の実施やリーフレットの開発・配布、児童養護施設への授業提供、性のWEB検定開発など、様々な子供支援事業を行っています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 【若年出産を予防し、未来の貧困連鎖を防ぐ〈学校への無償授業実施〉プロジェクト】
- 子供たちが、自分の「いのち」「性」「カラダ」「こころ」を大切に捉え、自分の意志で「性」に関する行動がとれるようになるための特別授業「誕生学ガールズ&ボーイズプログラム」の無償授業を全国の中学校・高校へ提供。(100回以上予定)
- 専用の教材冊子の配布、啓発フォーラムの実施等:学校の授業や家庭教育では展開できていない性に関するプラスの知識と意識を体得してもらうことで、「性」を陰湿なものとしてでなく、明るく前向きで、未来を楽しみに捉える感覚を養う。そして、中高生の予期せぬ妊娠を予防し、10代の若年出産を減らすことで、学業の中断や就労の困難、未来の貧困を防ぐ。さらに、毎日のように報じられている、若年夫婦による子供への虐待やネグレクトなど悲しい事件を減らし、様々な「負の連鎖」の悪循環を断ち切ることにつなげる。
成果報告
- 「予期せぬ妊娠を防ぎ、性と身体・心を守る」学校向け授業の実施:いのちと性の授業「誕生学ティーンズプログラム」(119校)。
- 補助教材冊子「ガールズエンパワメントブック」の改訂・印刷・配布:WEB会議や直接訪問を通じたフードバンク団体への支援(17,000部)。
- 講演会・フォーラム・研修会・研究会等の実施:性被害当事者の講演、専門家によるディスカッション、トークセッション(1回)。
女子校での授業の様子。講義だけでなく、ワークショップやビデオの視聴も行います。またLGBTQの子にも配慮された内容で実施しています。