東京都
認定NPO法人 育て上げネット [第1回採択]
取組事例の主な分野:学びの支援
「子供・若者支援は社会投資」。支援を通じ、地域を担う若者を育成する
「ご飯は一人で食べて、家事をして、下の子の世話があるから勉強はなかなかできない。」その日常が当たり前だと疑わない子供がいます。「家事の主力となっている」「孤食」など、困難な状況に置かれた子供たちを対象に、食事・学習支援をしています。
対象の子供たちに情報をしっかりと届けて支援につなげ、また、地域の担い手を増やすことを目指し、活動しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 食事ボランティア・協力企業の募集:子供を安全に飲食店に連れていき、一緒に食事をするボランティアを他団体の協力を得ながら募集。同時に協力店(企業)を開拓し、食材やスペースの提供を依頼。
- 支援者向け説明会:困難な状況にある支援対象者ほど情報収集が困難であるため、支援対象やその保護者と接する可能性のある支援者に「食事付き学習支援チケット」の仕組み説明やチラシなどを預け、対象者に情報が届くようにする。
- 食事付き学習支援:支援を必要とする小中高生を対象に、学習前後の時間に食事の時間を設ける。来所の交通費がネックにならぬよう、予算の範囲内で交通費支給パックも用意し、経済事情により支援を受けることを諦めさせないよう取り組む(月8回程度)。
成果報告
- 無料模試受験と解説授業(4回・49名)
- サッカー観戦やサッカー場の仕事見学ツアー(1回・12名)
- 食事付き学習支援:学習支援を実施する前後の時間に食事の時間を設ける(28回・33名)。
- アクセサリー教室(1回・4名)
- プログラミング教室(1回・9名)
- お盆教室:お盆に帰省できない、帰省先がない等の子供を対象に教室を開催(3回・12名)
自宅では一人で食事をすることが多い子供たちも、クリスマスパーティで楽しいひととき。その他にも、みんなで一緒に楽しめる季節イベントも行っています。