取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
生きづらさを抱えた子供たちに家でも学校でもない第三の居場所を
東京都葛飾区において、貧困、虐待、いじめ、不登校、引きこもり、障害、非行など様々な生きづらさを抱え、安心感を得られる居場所がなく、自己肯定感も低く、将来に対し悲観的になっている子供たちが、安心感の獲得や自己肯定感の向上が図れ、やりたいことや夢を見つけ、それらをやり抜く力や自立する力を身に付けられることを目的に、生活相談や学習支援等を行う家でも学校でもない第三の居場所づくりを実施しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 拠点型による生活相談・学習支援事業(週1回)
葛飾区金町地域において、子供たちが安心して来訪できる居場所を開所し、子供一人ひとりの支援計画を策定しつつ、学生や社会人ボランティアが生活相談や学習支援などを実施する。
- 生活訓練事業(月1回)
料理教室、スポーツ大会、上級学校や文化施設への参観等のレクリエーションを開催し、子供との関係性を深めつつ、子供の社会性の向上、将来に対する肯定的な視点の獲得、いわゆる「機会の剥奪」の是正などを図る。
成果報告
- 拠点型による生活相談・学習支援:様々な生きづらさを抱えた小学生~20歳程度を支援(51回・400名)。
- 生活訓練事業:料理教室、スポーツレクリエーション、上級学校の参観(12回・115名)。
- 個別対応型による生活相談・学習支援事業:様々な生きづらさを抱えた小学生~20歳程度を支援(166回・234名)。
- 研修会の開催:関係機関、民間団体、民生児童委員や保護司等を対象(2回・104名)。
レクリエーションの一風景。子供が食べたいとリクエストしてくれた料理を、子供も大人も混ざって一緒に楽しく調理しています。