東京都
NPO法人 豊島子どもWAKUWAKUネットワーク [第3回採択]
取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援
地域を変える/子供が変わる/未来を変える
遊びサポート(「池袋本町プレーパーク」)、学びサポート(無料学習支援「池袋WAKUWAKU勉強会」)、暮らしサポート(「要町あさやけ子ども食堂」「池袋こども食堂」「椎名町こども食堂」「ほんちょこ食堂」、「夜の児童館」、ホームスタート、WAKUWAKUホーム)の3本柱で、子供と家庭を伴走的に支援しています。地域の子供たちが環境に左右されることなく、自分らしい人生を歩んでほしいと思います。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 困難を抱える子供のための宿泊支援『WAKUWAKUホーム』事業
子供と家庭の暮らしをサポートし、貧困の連鎖を断つことを目的として行う事業である。WAKUWAKUホームは宿泊機能、相談機能、居場所機能をもつ。
自分の家の暮らししか知らない、親の価値観しか知らない子供たちが、ホームに泊まることで、宿題をして、手作りの料理を一緒に食べて、遊んで、お風呂に入って、清潔な布団で眠る。
親子関係が煮詰まったとき、物理的に距離をおくことによって、親子ともにリフレッシュして、子供への養育状態が良好になる。
ひとり親家庭の保護者が出張や入院など困ったときに、ニーズに応じて柔軟に対応する。
親戚のお家のように家とホームを行ったり来たりしながら、複数の大人にサポートされることによって、自己肯定感を育み自立を促す。
成果報告
- ・WAKUWAKUホームで、困難を抱える子供の宿泊支援を実施(647泊、56名)
・WAKUWAKUホームで、親が仕事で遅くなる子供の居場所を提供:要支援家庭(貧困、不登校、ひとり親)を対象(毎週水曜・金曜・土曜、1,688名)
・WAKUWAKUホームを利用する子供やその親を対象として相談支援を実施(随時対応)
ホームに集う子供たちが、異年齢で仲良くゲームをしているところ。 日常風景のひとつである。