取組事例の主な分野:児童養護施設等の退所者等や里親・特別養子縁組に関する支援
貧困による教育の格差と被虐待幼児の人権擁護活動を、文化教育活動を通じて行う
日本文化に触れる文化教育活動は、日本人としてのアイデンティティを確立し、豊かな人格形成に役立つと考えています。
当団体の活動は大きく2つの柱があります。
①「児童養護施設で過ごす子供たちへ七五三・振袖支援プロジェクト」きものの準備からヘアメイク、写真撮影を行い、思い出に残るアルバムを無償でお贈りする事業。
②「学校教育ゆかた支援プロジェクト」学校の家庭科授業の和装教育の中で、ゆかたの準備から、着上げる、所作やマナーを教える事業。
子供の未来応援基金の支援による活動紹介
- 「児童養護施設で過ごす子供たちへ七五三・振袖支援プロジェクト」
- ●目的:貧困による教育の格差と被虐待幼児の人権擁護活動を目的とする。
・日本文化に触れることで、日本人としてのアイデンティティを確立させ、環境の中での帰属意識が芽生えて大人になっていく。
・人生の節目を晴れ着姿で祝われることは、子供の自己肯定感を育むうえでも大切な意義をもつ。
・社会に受け入れられているという安心感は、生きていく意欲を向上させる効果があると考える。また、負担となるきものの準備から写真撮影を、安心できる児童養護施設内で行うことで、ストレスなく笑顔での思い出作りができる。
- ●対象者:児童養護施設で過ごす子供たち及び児童養護施設を退所した成人式を迎える子供たち
また、間接的ではあるが、身を粉にして子供たちを育てている施設職員の方々からも子供とと親御様の喜ぶ姿をみることができて、とても嬉しかったとの声を多く頂いている。
また、一緒に住むことができない親御様への支援にもなっている。
- 今年4月~はコロナウイルスの影響が続く中で、施設の子どもたちのために、手づくりマスクを送る活動も行っている。
七五三のお支度風景です。晴れの日の一生の思い出として写真撮影後アルバムをお贈りします。