北海道
NPO法人 北見NPOサポートセンター [第3回採択]
取組事例の主な分野:児童またはその保護者の就労の支援
子供の貧困の大きな要因である保護者の所得向上と親子の一体感醸成
法人設立以来17年間、NPO、市民活動、地域活動、中小企業経営等へのさまざまな支援活動を行ってきています。その中にひとり親等への就労支援活動や児童学習支援ボランティア育成事業を実施してきた実績があります。また企業活動支援の中で、経営者から現状の切実な人手不足、人材不足の状況を聞く機会も多々あります。これからは、個別対応の活動だけではなく、複合的、重層的な事業が必要と感じ今回の事業を行っています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 子供の貧困の大きな要因である保護者の所得向上と同時に子供の自活力、学習力を高め、家族力を充実させ、未来に希望を抱き続ける強い心を持ち、家族で経済格差を乗り越えていく力を身につけることを目的に以下の事業を実施する。
- ビジネス力強化基礎講座
目的・内容:
ビジネスの基礎力となる仕事意識とビジネスマナー、ビジネスコミュニケーションの重要なポイントを身につけることを目的に具体的なモチベーション向上スキル、ビジネス思考、ビジネスマナー、コミュニケーションスキル等を実践的に学ぶ
対象者:経済力の向上を目指すひとり親世帯等の保護者
- 児童・生徒支援事業
目的・内容:
講座に参加した保護者の子供に対して、自活力と学習意欲を高め、家族の一員である自覚を育てることを目的に家事能力向上実習(料理・掃除・片付け等)、学習支援、学習意欲向上交流事業等を実施する。
対象者:講座に参加した保護者の子供
成果報告
- ・ビジネス力強化基礎講座の開催(18回、参加親子13組(保護者13名・児童14名・預かり幼児10名))
・児童・生徒への学習支援、料理・掃除・片付け・洗濯能力向上研修の実施(16回、参加親子13組(保護者13名・児童14名・預かり幼児10名))
・事業発信・報告書の作成(2019年7月Facebook開設、報告書20部作成)
(写真左)就労モデルビジネススキル向上ワークショップ
(写真右)片親世帯を中心にテレワークで副業収入を得る研修事業交流会