栃木県
一般社団法人 栃木県若年者支援機構 [第1回採択]
取組事例の主な分野:その他の支援
貧困を抱える子供に「総合支援」を。支援団体同士の連携図る
食事や生活だけでなく、「遊び、学習、体験活動の機会」など、さまざまな場面で格差を生む、子供の貧困。栃木県内でまだ断片的な、貧困を抱える子供への支援を「総合支援」へと発展させ、地域の中に支援の場が広がることを目指しています。
「全ての子供・若者が、将来に希望を持てる未来」をつくるため、広く社会の力を集め、活動します。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 栃木県子どもの貧困対策総合支援ネットワークの設立:県内のNPO等と、連携により実現できる支援について、合同で検討。
- 主に生活困窮世帯の子供が対象のプログラム:
- 昭和こども食堂:居場所、相談できる場所としても活用(月4回)。
- 自然体験プログラム:遊び、学び、体力と好奇心の向上を図る(月1回)。
- 放課後の個別学習支援(月4回)。
- 文化体験プログラム:日本文化体験などを通じて視野を広げ、感性を高める(月1回)。
- 「広がれ子ども食堂の輪!」全国ツアーin栃木:子ども食堂および支援者を広げるためのシンポジウム。
成果報告
- 栃木県子供の貧困対策総合支援ネットワークの設立
- 「昭和こども食堂」:子供たちや親の居場所として開催するとともに、相談員を配置することで、親子の相談の場として機能(25回・532名)。
- 自然体験プログラム(14回・209名)
- 学習支援プログラム(25回・234名)
- 文化体験プログラム(6回・67名)
1泊2日の自然体験キャンプには、小中学生15人が参加しました。知らない子同士で友達になるなど、さまざまな経験を通して成長し、子供たちのたくさんの笑顔が生まれました。