各地の支援団体

福島県

任意団体 KAKECOMI [第1回採択]

取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援

「得意なこと」をお手伝いして、みんなで「まかない」を食べよう!

家族との関係上の問題や経済的事情から家庭に居場所がなく、学校でいじめにあい、不登校で学力が低下していた中学生がいました。高校生たちが「勉強教えるよ」と声をかけ、それぞれが得意科目を教え、不登校経験がある高校生が悩み相談に乗りました。少しずつ学習の遅れを取り戻しながら学校に通えるようになり、「高校に行きたい」と思えるようになりました。
子供の貧困の予防ネットとして機能するよう、つながりを維持し、孤立させず、困難に介入できる関係を築き、子供の尊厳を失わない居場所を目指します。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • こども食堂「たべまな(たべよまなぼ)」:18歳以下の子供に夕食を無料提供。子供たちはできること(料理、片づけ、他の子供の学習サポートなど)で貢献し、「まかない」のごはんを食べる。大人は「カンパ(任意の寄付)」で利用可能。15~20時の食事以外の時間も自由に活用可能。高校生・大学生による学習支援を実施。子供たちの「強み」探しと自己肯定感の回復を目指す(毎週月曜)。
成果報告
  • まかないこども食堂「たべよまなぼ」:18歳以下の子供たちへ、夕食の無料提供、学習支援、専門家による相談支援の実施(46回・870名)。

20名を超えるボランティアが活動を支えています。子供たちは「できること」をお手伝いして「まかない」のごはんを食べます。大人は「カンパ」で、施設の利用ができるシステムです。