各地の支援団体

宮城県

鶴が丘一丁目町内会 [第1回採択]

取組事例の主な分野:学びの支援

住民が子供と身近に交わり、共に支え合う「サザエさん」のような街に!

東日本大震災後、コミュニティの大切さを痛感し、「住民同士で支え合う」活動を続けています。「地域の宝」である子供世代にもこの活動の輪を広げ、子供の貧困をなくす支援に取り組みます。小学校の教室と町内会の集会所を相互に活用。放課後、子供たちが安心して過ごせる「お茶の間」を設けます。
地域の大人、元教師や学習教室経験者・学生などもボランティアとして協力し、子供の夢を未来に育む「地域の学習環境」を創出していきます。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 子供支援のスタート:町内会・子供会・小学校・教育経験者・大学生が集まり、地域で支え合う活動のスキームと学習支援の事業計画を検討し、実施に向けた体制を準備。
  • 学習支援の活動実施:小学生約30名を対象に、集会所で宿題・復習・英会話等の「お茶の間学習」を、住民有志・大学生等のボランティアにより実施(毎週火・木)。
  • 活動成果の発表パーティー:活動に参加する子供と家族、ボランティア、学校関係者、町内会住民などが100人集う交流会を開催し、共に支え合う活動への参加拡大を図る。
  • 他町内会・中学高校・行政・教育福祉機関・NPO等との連携を広げ、高齢者や中高生を含む多世代・多セクターが共に支え合う地域づくりを進める。
成果報告
  • 町内会地域住民と子供会、学校、大学、NPO等による検討会議の開催(14回・30名)
  • 町内会の集会所を活用したお茶の間学習教室・夏休みイベントの実施(46回・85名)
  • 成果報告会(100名)
  • 次年度に向けた活動検討会(3回・30名)

町内会役員・子供会育成会役員・学校の先生・元教師・大学生などが集った検討会。10名から始まった会議も今では倍の人数となり、地域の輪が確実に広がりつつあることを実感しています。