第一生命保険(株)(東京都・千代田区)
2021年11月26日 掲載
日比谷本社の食堂。コロナ対策のため「三密」を避ける配慮が。
第一生命保険株式会社(本社:東京・千代田区)が、事業所内の社員食堂で、特定の料理を購入すると「子供の未来応援基金」への寄付につながる「寄付金付きメニューイベント」を、令和3年11月に実施してくださいました。
この「寄付金付きメニュー」は、カフェテリアスタイルで提供される定食や麺類、デザートなどの中から特定のメニューについて、通常価格に寄付相当額50円が上乗せされるものです。
第一生命の日比谷本社(東京・千代田区)と豊洲本社(東京・江東区)の2か所の社員食堂で、11月4日、8日、11日、15日、22日、24日の6日間(うち各食堂4日間ずつ)にわたって開催されました。
第一生命ではこれまでも「身近な社会貢献、手軽にできる寄付活動の一環」として、「コロナと戦う医療従事者を応援」「豪雨災害を受けた熊本・福岡を応援」といったテーマでこうしたイベントを開催しており、このたびの寄付金付きメニューもそうした取り組みの一環です。
「コロナ禍を機に子供の貧困問題に改めて注目し、何らかのアクションをしたいと考えました。「子供の未来応援基金」は子供たちの明るい未来をつくることにつながる基金であることから、このたびの寄付イベントを企画しました」(第一生命保険株式会社総務部ファシリティサービス課・加藤大典マネジャー)。
食事の代金に寄付金が上乗せされることから利用者の反応が気になりますが、普段からの“人気メニュー”や、寄付イベントのための特別メニューを寄付金付きメニューとしていること、また50円という手ごろな寄付金額から、抵抗なく受け入れられている模様です。
また、食堂の委託事業者との連携も重要だと言います。食堂の委託先事業者であるグリーンホスピタリティフードサービス株式会社(本社:東京・新宿区)に寄付金付きメニューイベントへの協力を求めたところ「ぜひ協力させていただきたい」(日比谷食堂責任者・中村支配人)と快諾。特別メニューの提供をはじめ、食堂各所に手作りのPOPやポスターを掲げたり、内閣府から取り寄せたパンフレットを並べたりして寄付イベントのテーマや趣旨の告知を行い、こうした工夫も利用者の理解や賛同を得やすい環境につながっています。
「これをきっかけに子供の貧困問題に目を向ける従業員が増えてほしいですし、ひいては子供たちの未来が少しでも豊かになるお手伝いができたら嬉しいですね」(加藤マネジャー)。
寄付金付きメニューのサンプル
カフェテリアスタイルの配膳コーナーにも手作りPOP
11月11日の寄付金付きメニュー(日比谷本社)
11月11日の寄付金付きメニュー(豊洲本社)
日比谷本社食堂の入口
食堂出口のポスター